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感染者が増えています!気になる梅毒の症状や検査方法、治療法を紹介

梅毒は昔から存在する性感染症です。段階的に進展していく疾患で、感染後もそのまま放置して10年ほど経過すれば、最悪死亡するケースもあります。

しかし、近年ではペニシリン系の抗生物質(アモキシシリンなど)を使用することで完治することができます。

他の性感染症よりも感染者数は少ないですが、ここ数年においては男女ともに増加傾向となっているので注意が必要です。



梅毒の感染者の推移




男性 女性
平成22年 621人 497人
平成23年 827人 650人
平成24年 875人 692人
平成25年 1,228人 993人
平成26年 1,683人 1,296人






梅毒とは…


梅毒の病原体は梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)で、直径が0.1~0.2μ、長さが6~20μの屈曲した螺旋状の形態をした菌です。

梅毒トレポネーマは低酸素状態でしか生存することができないため、感染経路は限定されます。基本的に感染者との性行為や疑似の性行為によって感染します。

また、輸血による感染例は減少していて、近年においては輸血用の血液製剤から感染する症例は報告されていません。





主な症状


感染後3~6週間程度の潜伏期間を経て、梅毒の症状が現れます。


早期顕症梅毒(第1期)
感染してから約3週間後に梅毒トレポネーマが進入した局所が炎症や鬱血、充血などで硬くなったり(小さなシコリのようなもの)、浅い潰傷ができます。また痛みを伴わない所属リンパ節腫脹を伴うケースがあります。


早期顕症梅毒(第2期)
血行性に全身に移行している段階です。第1期の症状が消失して4~10週間の潜伏期の後、全身の発疹や粘膜疹、扁平コンジローマ、梅毒性脱毛等の症状が現れます。発熱や倦怠感等の症状だけでなく、泌尿器系や中枢神経系、筋骨格系にも症状を現れるケースがあります。


潜伏梅毒
梅毒の血清反応が陽性で顕性症状が認めらないケースを潜伏梅毒と呼びます。主に第1期と第2期の間、第2期の症状消失後の状態です。


晩期顕症梅毒
感染したにも関わらず治療を受けなかった場合は、約3分の1の確率で晩期症状が現れます。後期潜伏梅毒の経過から、非特異的肉芽腫様病変、心血管梅毒、進行麻痺、脊髄癆等などの神経梅毒に進展する恐れがあります。



早期顕症梅毒の段階において、そのまま放置しておくと消えていきますが、梅毒トレポネ−マ自体は消滅しておらず潜伏しています。

一定の期間が経過すれば、晩期顕症梅毒で紹介している症状に進展するので早期治療が何よりも大切となります。



梅毒




検査方法


梅毒の感染の有無を確認するための検査方法は下記のとおりです。


病原体検出
梅毒トレポネーマを検査室で分離するのは不可能なので、顕微鏡観察によってらせん状菌の検出が行なわれてきました。しかし、現在では実施自体が難しくなっていて、下記の血清学的診断による検査方法が主流となっています。


血清学的診断
一般的な梅毒検査では、抗体を調べる血清反応検査が採用されています。梅毒の感染によって体内で作られる抗体を見つけて、梅毒に感染しているかどうかを判定します。血清反応検査では主にSTSとTP抗原法が採用されています。

1)STS
STSとは(serologic test for syphilis)の略称です。STSで調べる抗体はカルジオリピン抗体です。梅毒に感染して生成されたカルジオリピン抗体が存在するかどうかで、梅毒感染の有無をチェックします。STSの検査方法は検出感度が高く、梅毒トレポネ−マに感染して2~5週間後に検査が可能となります。その一方で妊娠や膠原病、慢性肝炎、肺結核などでも陽性反応が出るケースがあります。

2)TP抗原法
梅毒トレポネーマを抗原として、その抗体を検出する方法です。梅毒トレポネーマから生成された抗体自体を調べる為、正確な検査ができるメリットがあります。その一方、梅毒感染後3か月程度経過しないと検査を受けることができません。





治療方法


日本国内では、経口合成ペニシリン剤(アモキシシリンなど)を長期間(第1期で2~4週間、第2期で4~8週間)に渡って投与する治療方法が推奨されています。

また神経梅毒を患った場合には、ベンジルペニシリンカリウムを点滴静注で10~14日間、もしくはセフトリアキソン(1日:1g)を点滴静注で14日間治療していきます。

ペニシリンアレルギーがある方の場合には、塩酸ミノサイクリンやドキシサイクリンを使用することになります。


治療が遅れると症状もどんどん悪化していくので、梅毒に感染した疑いがある場合はできるだけ早期に病院で検査を受けて治療を受けることをお勧めします。






予防方法


梅毒に感染しないためには、梅毒感染者との性行為を避けることが一番です。

コンドームの使用も予防には効果がありますが、完全に防ぎきれるものではないことを覚えておいて下さい。

また、あなた自身が梅毒に感染した恐れがある場合は、さらに感染者を増やさないように完治するまで性行為を控えるようにしてください。













性行為などによって身体に何かしらの異変を感じたらSTD(性感染症)に感染している恐れがあります。

性感染症は早期発見・早期治療が非常に大切です。そのまま放っておけば症状が進行していくだけでなく、完治するまでに時間もかかってしまいます。

できる限り早い時期に正しい方法で検査を行い、性感染症に感染しているかどうかを確認することをお薦めします。

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